DVDで見た2本。
『レイチェルの結婚』
病院か何らかの施設から退院したキム。その姉のレイチェルが結婚するという。それで家には家族やら親戚がわらわら集まっていた・・・。
ホームビデオ風のぶれる手持ちカメラ。出演者の熱演。家族の中にある触れたくない部分をじわりじわりと明らかにしていく脚本。全てがとてもよかったと思います。
見ていると、思わず「あちゃ〜」と言ってしまうしまうような、痛ましいというか、恐ろしいというような見ていられないシーンもあり、また家族特有の鬱陶しさみたいなものがリアリティを持って表現されていました。家族ドラマでありながら同時にホラー的でもあるんですね。
しかし、ホント『歩いても歩いても』みたいな映画だと思いました。たった数日の間に起こる出来事を通して家族という他人同士の深く恐ろしい関係をあぶり出す、恐ろしいけど救いもちゃんと(一応?)用意されている良質なドラマに仕上がっていたと思います。
『モンスターVSエイリアン』
モンスターとエイリアンが戦います。そのまんま。
古今東西様々なモンスター映画からの、そのほかにも『ブリット』とか『博士の異常な愛情』などの映画への愛情が詰まった非常に楽しい怪獣映画でした。
パロディが得意なドリームワークスといわれていますが、最初にエイリアンと対峙した大統領がとる行動には爆笑しました。というか常に爆笑だらけの映画だったと思います。見ながら笑い転げてましたよホント。
もちろん怪獣映画ということで、燃える戦闘シーンもたくさんありました。橋を挟んでエイリアンとムシザウルスが対峙するシーンはよかったなあ。スーザン(ジャイノミカ)が街中を駆け巡るシーンとかもとにかく巨大な何かが暴れているぞ、という感じがとても良かったと思います。
そしてこの映画は楽しいだけでなく、女性が本当の自分自身に目覚めていくとか、戦友のために・・・というような男泣きの感動的なシーンもありました。ラストのあの展開は泣けるぞ。
『ゴジラ』かとおもったら『○○○』かよ!
というわけで2本ともすごくおススメなのである。是非未見の人は見てほしい。
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